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【突然の別れ】記憶が鮮明の内に・・10年以上生きた我が家のうさぎ、ちゃちゃとの思い出

2021年7月5日、10歳を越えた我が家のうさぎのちゃちゃが空へと旅立ちました。記憶が薄れてしまう前に、ちゃちゃとの思い出をお話させてください。

出会いはホームセンターのペットコーナー

まだ夫さんと出会う前、北海道の道東方面のホームセンターでちゃちゃと出会いました。種類はミックスで大きなゲージの中に5羽ほど兄弟がいた中にちゃちゃがいて、一番可愛かったのを覚えてます。

当時はちゃちゃを飼う前に黒いホーランドロップのオスうさがいたので、次の買い物でホームセンターに来たときにまだいたらお出迎えしようと、出会ったその日では飼いませんでした。

数日経ってまたホームセンターに用事があったのでまたペットコーナーを覗くと、ちゃちゃだけが売れ残っていました。

”連れて帰ろう”

そう決心してその日にちゃちゃを迎えることにしました。大きさは生まれて1か月ほどだったので、手の平に乗るほど小さくて丸々していました。耳も小さく手鞠のような可愛い姿をしていました。

迎えて数日で大冒険に出るちゃちゃ

2日ほどゲージの中でそっとしていたと思います。数日経つとゲージの外が気になるようになり、トイレ掃除がてらゲージの外へ置いてあげると、何の迷いもなくスタタタターとリビングの端から端へと走って別の部屋へと行ってしまいました。

さすがに慌てて名前を呼んで追いかけると、また猛スピードで自分のゲージの中へと帰って行ったのが、ちゃちゃの初めてのうさんぽ(うさぎの散歩)でした。

それからもうさんぽさせては先輩うさぎの匂いを嗅ぎに近づいたり、チモシーを数本奪ったり、先輩うさぎの前で寝そべったりと自由に遊びまわっていました。

最初はオスかと思っていた

うさぎは体が小さい間は性別がわかりづらい動物です。ちゃちゃも最初は男の子だと思っていました。

数か月経ってだんだん体が大きくなっていくと、首の周りがモッフモフになってきて”これは何だ??”と調べると、女の子の特徴であるマフマフであることが判明。

私は一気にデレデレに。

食べること・布が大好き

食欲旺盛でほぼ好き嫌いなくペレットや牧草を食べていたちゃちゃ。ドライフルーツの袋の音が聞こえたら、我先に近寄ってきて「くれくれアピール」をしてきました。

夏の暑い時期には冷やした小動物用のゼリーを与えると、無我夢中で食べていたのを思い出します。ペレットも完食するのが1番早くて、食べ終わったら足をビローンと伸ばして満足そうにリラックスしていた姿も愛くるしかったです。

ちゃちゃのお家は床が穴の開いたプラスチック床で、金属の網よりも足裏に負担がかからない素材にしていましたが、それでもかかとの毛が抜け落ちてしまっていたため対策のために柔らかいタオルケットを敷くようにしていました。

タオルを与えるとすぐに両手を伸ばして寝床を作ったり、自分に覆わせたりして気持ちよくお昼寝していたのも覚えています。

夫さんと出会ってペットOKのマンションで共同生活を開始して、私の作業部屋兼うさ部屋でちゃちゃをうさんぽさせると、相変わらず先輩うさぎのチモシーを盗み食いしたり粗相をしてしまったりおてんば娘でした。

ちゃちゃの甘噛み対策でスリッパを履いて私が机で何か作業していると、ツンツンと鼻で足を突っついてきてその足をちゃちゃに近づけると、ピトッと寄り添うように体重をかけてきてくれました。

机の下は暗くて落ち着くのか隅っこで足を伸ばしてくつろいでいることが多かったので、使っていないブランケットを置くと、布団にしたり前脚で掘り掘りして遊んでいたちゃちゃ。

よく我が家のうさぎの動画のように、呼んだら来てくれたり撫でてと甘えてくるようなうさではなかったですが、ちゃちゃなりにほどよい距離を保って甘えてくる性格の子でした。

1度だけちゃちゃ自身から甘えてきた出来事

夫さんと出会う前、飛行機に乗って札幌へ帰るときも小さな体で耐え抜いた強い子のちゃちゃ。実家に帰り様子を見るためキャリーバッグの扉を開けた途端、私の膝の上に飛び乗ってしばらくの間甘えてきたことがありました。

私の中ではこの行動が驚きとともにすごい嬉しかったです。飛行機に空港から実家までの移動と、とても怖い思いをさせてしまいましたが、たくさん撫でてあげている内に”ここは安全なところかも?”と思ったのか、実家の探索を始めたちゃちゃ。

うさぎに起こりやすい「うっ滞」という症状も出ることなく、1度爪が根本から1本折れてしまったことがありましたが感染症にもかからず、年齢を重ねてまつ毛が降りてきたのか左目によくまつ毛が刺さってしまい、病院で目薬を処方されることはありました。

左目にまつ毛が頻繁に入ることが多かったため、左目をしばしばさせていたらまつ毛を切ってました。何度か切っている内にちゃちゃも切ってもらうと痛みが和らぐことを覚えたのか、少し大人しくまつ毛を切らせてくれるようになりました。

ご飯タイムになると更新して餌と一緒にケガしない程度に噛まれたり、トイレ掃除するために手をケージの中へ入れると「ブッ!」と両手パンチして文句言われたり、そんな姿も本当に可愛いかったちゃちゃ。もう見ることができないと思うと寂しさと悲しみで気持ちがいっぱいです。

お別れは突然

2021年7月5日の夕方。ちびちゃんと保育園から帰ってきてすぐにシャワーへ入り、夜ご飯を与えようとチモシースティックをまずあげたくて覗き込むと、お尻をこちらに向けて両足を伸ばしリラックスした体勢で横たわっていたちゃちゃ。

”寝てるのかな?”と思いましたが、ちゃちゃはお菓子の音や人が近づくと気づいて顔を覗かせてくる子だったので、様子がおかしいことがすぐにわかりました。

「ちゃちゃ?」と声をかけても動きません。まさかと思い、恐る恐るちゃちゃを見てみると、もう呼吸は止まり亡くなっていました。

ちびちゃんも見ていたので取り乱すわけにも行かず、まず夫さんへ連絡。

ちびちゃんの夕ご飯時間でもあったので、いつも通りにご飯を食べさせ寝る準備をさせて寝かしつけ、ゆっくりちゃちゃと向き合う時間を取りました。

泣き崩れました。私の目が行き届かなかった結果からの後悔、ちびちゃんを出産してからアレルギーを懸念して一緒に遊ぶことが極端に減ってしまい、お別れの日を迎えてしまった後悔。

感謝の気持ちよりも申し訳ない気持ちの方が大きく、後悔しても何にもならないのはわかっていますが、2日経った今ももっと一緒に遊べたはずなのにと責め続ける自分がいます。

10歳を越えた高齢うさぎに入ったので、いつかその時は来ると覚悟はしていましたが、まだ生きれたんじゃないかと思ってしまう自分がいます。

空っぽのちゃちゃがいたケージにお花と、ちゃちゃが使っていたご飯皿にペレットと乾燥野菜とチモシーとドライフルーツを入れて、ケージの前を通るたびにもういない現実を受け入れなきゃと思う自分と、ちゃちゃにもう一度会いたいわがままな自分が混在しています。

時が解決してくれる。いつまでもクヨクヨしていられないですが、1人の時間が来たときちゃちゃと思い出を振り返り、写真や動画を見ていると喪失感に襲われます。

向こうの世界でたくさん駆け回ってたくさん食べて、もし覚えててくれていたらたまに遊びに来てね。今までありがとうちゃちゃ。