今回は今でも大好きなゲームの1つ“ドラッグオンドラグーン3”を語りますー!
ドラッグオンドラグーン3
2013年12月19日にスクエア・エニックスから発売された、PlayStation3用のゲームソフトです。
混沌とした世界に平和をもたらすために現れた“ウタウタイ”と呼ばれる女神たちを、抹殺するために旅をする主人公ゼロの物語です。(ざっくりですが)
5人いるウタウタイは全てゼロの妹です。名前はワン、トウ、スリイ、フォウ、ファイブで、額にそれぞれの数字が刻まれています。数字の名前じゃん!って思うかもですが、意外としっくりしてくる名前です。
何故ゼロは妹でもあるウタウタイを殺そうとしているのか、ゼロの右目には綺麗な花が咲いているのですが、この花が意味していることとは?ウタウタイとドラゴンの関係は?
ここまで見ると、平和をもたらすウタウタイを世界中から嫌われ者になろうが何故ゼロは抹殺しようとするのか、気になる人は気になるのではないでしょうか?
何でクソゲー扱いになったのかなぁ・・登場人物?内容かな?私には思い当たらないですが、きっとこれかなと思うところを紹介します。
主人公を含め、登場人物ほとんどくせ者揃い
主人公のゼロは口が悪く、性に関してかなり開放的な女性。物語を進めていくと少しずつゼロの優しさ、寂しさが表れている表情が見ることができます。
ゼロと一緒に旅をしているドラゴンは、始めはミカエルという名前でゼロと旅をしていたが途中で転生しミハエルへ。転生後は戦いを好まない平和主義者で子どもっぽい性格となり、そこだけ見ると可愛いけどどこでも用を足します。
ウタウタイにはそれぞれ使徒と呼ばれる専属の戦士がいます。全て男性です。ファイブに仕えるディトは可愛らしい少年の姿をしていますが、性格が残虐で人を傷つけることに何のためらいもありません。
フォウに仕えるデカートは、図体は大きいですがとてつもないマゾです。旅の道中ゼロが発する言葉にすぐ反応してきますが、使徒の中では1番忠誠心が高い人かも。
スリイに仕えるオクタは見ためは個性的なおじいちゃんですが、すぐに下ネタ話をふっかけてきます。オクタの印象は下ネタじいちゃんしかないですね笑
登場人物の中でまともな話し方や性格は、ワンだけかもしれません。
下品で下ネタが多い
登場人物が登場人物なので、会話の内容がお食事中や小中学生にはお見せできません。血もいっぱい吹き出しますしね。ミハエルが用を足すシーンもちゃんと描かれています。
でも、物語は1つの目的のために動いているので、気にせず進めていれば特に気にならないかと思います。下品、下ネタが苦手な人はおすすめできません。
ずっと戦い続ける進め方
アクションRPGなので、戦い方は戦略を練る感じではなく戦国無双やキングダムハーツのような戦い方です。武器も豊富でプレイヤーの操作に合うのを選べますが、物語を進めると強い武器が固定されてしまうのも面白さがないところでしょうか?
RPGなのに街を散策することができません。ゼロは世界中から敵意の目を向けられているからかもしれませんが、街に訪れて会話をして買い物したり、お店に行って装備品やアイテムを買うといった流れはありません。
ワールドマップもないので、訪れるステージは一方通行です。イメージはベヨネッタというゲームのもっと動ける範囲が狭い感じです。
ゼロとミカエル以外操作できません。これもつまらない部分かな?
初代のドラッグオンドラグーンだと、屋外で戦うときにドラゴンにいつでもか忘れましたが乗って戦えたんですが、DOD3では好きなタイミングにドラゴンに乗るバトルがないです。そこもつまらないところでしょうか。
追加シナリオ購入で妹たちを操作してプレイできる
お金がかかってしまいますが、追加シナリオを購入することで妹たちの物語を遊ぶことができます。6つの追加シナリオがあり、1つ571円+税です。
シナリオの他に、ゼロの追加衣装もありこれまでのドラッグオンドラグーン作品のキャラクターの服や、ニーアレプリカントに登場するキャラクターの服などあります。1つ286円+税です。
それぞれ装備することでスタミナ消費が半減したり、与えるダメージが5%増加するなど特典があります。
ドラゴンのミカエルの被り物も1つ95円+税で販売しますし、アレンジBGMセット各190円+税で販売しています。
エンディングは暗めかな?
PS2で販売された初代のドラッグオンドラグーンを最後まではプレイできていませんが、遊んだことがあります。初代ほど救われないエンディングではありませんが、DOD3も明るいエンディングはありません。
エンディングはA~Dエンドとあります。Dエンドを発生させるための条件があるのですが、私は攻略情報を見ないと出せない条件でした。
Dエンドは初代でお馴染みの音ゲーなんですが、クリアできませんでした。YouTubeで動画があるのでどんな感じなのか気になる方は、1度見てみてもいいかと思います。
結局、なんでクソゲーなのかわからない
私は片目が花咲いている主人公ゼロを見たときに、「このキャラクター気になる」から始まりました。物語を進めると個人的に綺麗な色のスリイも好きです。
CエンドやDエンドを迎えると、妹たちがどんどん壊れていきゼロがなぜこの旅を始めたのか、ゼロの望みがわかるDエンドは切なくなる人もいるかもしれません。
やり込み要素も少ない内容かもしれませんし、ある場所では1回リセットしないと進まなくなるバグもあります。
もう少し凝っても良かったのかなと思うところもあるかもしれませんが、妹たちとの戦いや最終決戦の音楽も歌が入っていてかっこいいですよ!ボス戦の曲とエンディング曲購入するくらい好きです!
私はDエンドの最終決戦は難しくてクリアできていませんが、ゼロや妹たちのキャラクターが好きですし、戦闘システムも嫌いではないです。またいつかPS3を引っ張り出して遊びたいなと思うゲームの1つです!
ゼロとミハエルのハッピーエンドは、プレイヤーが想像するしかないんだよね…でもゼロの置かれている状況を考えると、やっぱりこれらのエンドしかないのかな…