2019年9月20日に発売された「任天堂スイッチLite」!その特徴をご紹介します!
通常のSwitchとLiteはどのような仕様の違いがあるのかな?
最大の特徴は・・本体の軽さと持ち運びやすさ
2019年の7月10日に突如発表された「任天堂スイッチLite」の発売日。Twitter上では任天堂から商品紹介動画も公開されて、注目されているね!
任天堂スイッチLiteの最大の特徴は、重さが約275g!
従来のスイッチはジョイコンを装着させた重さが約398g。約120g以上軽量化されてます。
任天堂スイッチLiteのサイズも従来に比べて小型化され、縦91.1mm、横208mm、最大厚さが28.4mm(スティックの突起部分を含めた厚さ)となっています。
ちなみに従来のスイッチのサイズは、縦102mm、横239mm、最大厚さは28.4mmです。
任天堂スイッチLiteの画面の大きさは、5.5インチ。
従来のスイッチの画面の大きさは6.2インチ。画像解像度はどちらも変わらず1280×720ピクセルとなっています。
縦と横のサイズは小さくなったけど、厚みは任天堂スイッチLiteも従来型と同じ!
バッテリー持続時間が延びた
遊ぶソフトによって持続時間が異なりますが、任天堂スイッチLiteのバッテリー持続時間は約3.0時間~7.0時間となっています。
従来のスイッチは約2.5時間~6.5時間です。
公式サイトで例に挙げている「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では、任天堂スイッチLiteは約4時間持続しますが、従来のスイッチは約3時間となっています。
使用状況や環境によってバッテリー持続時間は変動するので、あくまで目安となります。
従来のスイッチは数時間遊ぶと、本体が持つのもしんどくなるほど熱くなるけど、任天堂スイッチLiteは発熱問題は改善されたのかな?
任天堂スイッチLiteの価格は?
任天堂スイッチLiteの希望小売価格は、19,980円+税。
この価格はお店によって変動しそう。従来のスイッチの希望小売価格は、29,980円+税なので、この価格と比較すると1万円ほど安い価格設定ではあります。
“あっ!軽量化されて持ち運びやすくなって、値段も下がるならお得じゃん!”
と、思うかもしれません。
でもですね、任天堂スイッチLiteは従来のスイッチと比較すると機能性が劣る部分があります。
任天堂スイッチLiteでできないこと
従来のスイッチと比べると、任天堂スイッチLiteにできることは限られています。任天堂スイッチLiteは何ができないのかご紹介します。
①TVモード、テーブルモードで遊べない
従来のスイッチは「任天堂スイッチドック」に本体を差し込むと充電されつつ、テレビをゲームモニターとして遊ぶことができました。
任天堂スイッチLiteではこの”任天堂スイッチドック”に非対応ですし、従来のように本体の画面を使って複数人と遊ぶテーブルモードも非対応です。
②コントローラーは一体型
従来のスイッチは本体からコントローラーを取り外すことができましたが、任天堂スイッチLiteではコントローラーは一体型なので取り外すことはできません。
コントローラーのスティックが強化されたのかわからない
従来のスイッチで遊ぶ多くのプレイヤーが迷惑した“コントローラーのスティックぶっ壊れ問題”。
私も陽気な夫も購入してすぐにコントローラーのスティックが壊れ、勝手に右や左、上や下を向く状態になり、すぐに別のコントローラーを購入していました。
今回、公式サイトで公開している画像や動画を観る限りでは、従来のコントローラーのスティックの状態と違いがないようにも見えます。
もしスティックの耐久性が従来型と変わらなかったら、故障した場合の修理は本体丸ごとになるってことは、その間遊べないよね?
③任天堂スイッチLiteに対応していないソフトがある
任天堂スイッチLiteで遊べないソフトは以下のソフトです。
- スーパーマリオパーティ
- 1-2-Switch(ワンツースイッチ)
- Nintendo Labo(バラエティキット)
- Nintendo Labo(ロボットキット)
- Nintendo Labo(ドライブキット)
上記のソフトはJoy-Conがあれば遊ぶことができます。
でも、マリオパーティに収録されている2台のスイッチ本体を繋げるミニゲーム、「バナならべ」「ドッカン戦車デラックス」「ブロックパズル」は本来のゲームのような遊び体験と違うとのこと。
Nintendo Labo(ドライブキット)に含まれている「画面スタンド」は、任天堂スイッチLite本体をセットすることができないので、遊ぶことができません。
他のNintendo LaboもJoy-Conがあると遊べますが、本来の体験とは違うみたいです。
この他にも遊び方に制限がかかるソフトがあります。
- マリオテニスエース
- いっしょにチョキッとスニッパーズ
- いっしょにチョキッとスニッパーズプラス
「マリオテニスエース」では、Joy-Conを振って操作をする「スイング操作」に対応していないので、スイング操作が必要になる一部のモードを遊ぶことができません。
「いっしょにチョキッとスニッパーズ」のパーティモードとバトルモードでは、Joy-Conなどのコントローラーを追加し、2人以上いないと遊ぶことができません。
Joy-Conがあれば遊べるけど、肝心のJoy-Conは任天堂スイッチLiteに付属されているのかな?
③Joy-Con(コントローラー)が付属していない
任天堂スイッチLite本体だけでは「HD振動」や「モーションIRカメラ」を使用するゲームで遊ぶためには、別途Joy-Conを購入しなくてはいけません。
ちなみに、任天堂公式サイトでのJoy-Con希望小売価格は7,480円+税。ネットショップでも新品はかなり高値で販売されています。
Joy-Con充電グリップを使いたい場合はさらに2,480円+税で購入する必要があります。
社外コントローラーが使えるかわからない
任天堂公式のプロコン(Proコントローラー)は、任天堂スイッチLiteに対応しています。
社外コントローラーは対応しているのかはまだ不明です。今後、各メーカーでこれまで販売したコントローラーが任天堂スイッチLiteに対応しているのかの情報が増えていくかと思います。
Joy-Conを買ったら結局従来のスイッチ本体価格になっちゃいます!
任天堂スイッチLiteは気軽に遊べるけど、遊べないソフトには注意!
軽量化とコンパクト設計、バッテリー持続時間も約30分ほど延びて、価格も従来より約1万円お得な任天堂スイッチLite。家族や友人と集まって一つのゲームを遊ぶゲーム機というよりは、個人で遊ぶために開発されたゲーム機かと思います。
テレビやパソコンのモニターに繋げる必要がない、Joy-Conも必要がないけれど任天堂スイッチのソフトを遊びたい人には、待ちに待った形状なのかもしれません。
従来のスイッチを遊ぶときにテレビに繋げてゲームを楽しんでいた人にとっては、テレビに繋げることができない任天堂スイッチLiteは、さほど魅力的に感じないかと思います。
売り上げ伸びるかな・・?
画期的だった従来の任天堂スイッチに比較すると、できることが限られている任天堂スイッチLite。
従来のスイッチも持ち運びに便利でしたし、バッテリー持続時間もそこまで悪いとは感じませんでした。Joy-Conが2セットあって、テレビに繋げれば最大4人でマリオカートやマリオパーティで遊ぶこともできます。
個人的に感じたことは、先に任天堂スイッチLiteを販売してから、コントローラーを取り外してテレビや本体のモニターだけでも遊ぶことができる従来のスイッチを販売する順番の方が、周囲の人たちを驚かせることができたのではと思います。
任天堂さんが従来のスイッチのような売り上げを見込んでいるのかわかりませんが、売り上げ販売台数が増えるといいですね。