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【注意喚起】有料の二次創作イラスト依頼はNG!イラスト制作依頼するときの気を付けるポイント 

SNSや会社のロゴなどイラストの活用の場はとても幅広く、多くの絵描きさんが活躍されています。ココナラ、ランサーズ、SKIMAなど絵心に自信がない方でも素敵なイラストを依頼することができます。

今回はイラストを依頼する方へ依頼するときのポイントをお話します。

目次

依頼するときは自分のイメージをはっきりと伝える

例えばこの漫画のような絵柄で描いて欲しいとか、色鮮じゃなくモノクロのイラストが欲しい、似顔絵なのかオリジナルキャラクターを描いてもらうのかイラストを依頼する際は自分が欲しいイラストイメージを予め用意しておきます。

イメージを用意しておくことで絵描きさんも作業がしやすく、形にしやすいので自分が欲しいイラストに近い作品を描いてもらいやすくなります。

イメージの種類
  • 性別
  • 目の形
  • 髪型・髪色
  • 全身か上半身(胸から上)
  • 小物を持たせるのか
  • 背景は単色でいいのか
  • 自分の名前入りにするのか

上記の他に獣耳を着けるのか、人ではなく動物や食べ物をキャラクター化してほしいのか、明確に依頼内容を伝えましょう。

絵描きさんの中には女性または男性キャラクターを描くのが得意、動物を描くのが得意な方といるので、依頼したい絵師さんがどんなイラストに対応しているのか確認しましょう!

追加料金が発生するかもしれない内容

ほとんどの絵描きさんは出店内容に細かい価格設定を紹介しています。よく見かける追加料金が発生する内容をご紹介します。

追加料金が発生する可能性がある内容
  • 全身イラスト
  • 1枚のイラストに2キャラクター以上描いてもらう
  • 背景を豪華にしてもらう

全身イラストは線画と配色が上半身イラストよりも作業時間が多くなるので、全身イラストは追加料金を設定していることはよくあります。キャラクターの等身が小さいと発生しないこともあります。

1枚のイラストに2つ以上のキャラクターを描いてもらう依頼も追加料金が発生しやすいです。

背景も単色やグラデーション、チャック柄や縞模様などの簡単な背景は基本価格に含まれていることが多いですが、風景画を背景に入れてほしい場合は追加料金が発生することがあります。

絵描きさんにとってちょっと困ること

絵描きさんによって作業工程の順序は異なりますが、依頼をもらった絵師さんは依頼主さんにどんなイラストが欲しいのか確認し、下書き作業を開始します。ほとんどの絵描きさんは下書きの段階を一度依頼主さんに見せてから清書作業へ進んでいいのか確認します。

線画作業が終わると線画の内容の最終確認と、今度は配色確認を行い着色作業になり、仕上げまで進める流れが多いです。

イラスト制作で多くあるのが「修正作業」です。絵描きさんも依頼を受けたからには依頼主さんに納得してもらい気に入ってもらえる作品を作ります。そのため何度か進行状況の確認作業を行います。

この確認作業のときにちょっと気になる点や追加して欲しいことを伝えましょう。ただ進んでいる工程によっては修正が難しく絵描きさんによっては追加料金が発生することがあります。また修正回数を予め設定していることもあります。

絵描きさんにとって配色作業が入る前の線画の段階での追加または修正は非常に助かります。線画を描き終えて配色作業に取り掛かっているときに、例えば「髪型を変更して欲しい」「目の形・服装を変えて欲しい」という修正は、線画自体を修正しなくてはいけないため完成までの時間がより多くかかってしまいます。

修正がないか確認の際に気になることがあったら遠慮せず伝えてあげましょう!

著作権には気を付けて!

たまに「ゲームキャラクターをSNS用のアイコン描きます」など見かけることがありますが、ディズニーキャラクターや漫画・アニメのキャラクターを絵師さんに描いてもらうこと(二次創作)は著作権に触れる可能性が高いので避けて下さい。

ココナラなどのサイトで見かけることは多くあると思いますが、以前運営側に問い合わせたところ「認めていない」とのことでした。ただそういった依頼を受け付けている絵描きさんが多いので取り締まれないとのこと。

二次創作を商品にしてお金をもらうのはあまり良くないことと認識しておいて下さい。見かけても依頼しないことをおすすめします。

制作時間がかかると時給換算で超低賃金になることも・・

絵描きさんもなるべく依頼主さんの手元に早く届けたくて作業を進めていますが、巻き戻して作業をしないといけない修正が入るとその分作業時間が多くなり、時給換算すると外で働くアルバイト以下の時給になることもあります。

例えばSNS用のアイコン3,000円のイラストの場合、1時間で完成させると時給3,000円とすごい高時給に見えますね!(そこから手数料等引かれて手元に届く金額は減りますが・・)

しかし、「下書き→確認→線画→確認&配色確認→線画修正依頼→下書きから確認→線画→配色作業へ」のような配色に取り掛かれるところに線画修正が入ると、下書きを含めた時間を費やすことになります。

絵描きさんと依頼内容によりますが、配色作業に進むまで約2時間かかったとして、下書きからの修正が入り更に約1時間、そこから確認して配色で約3時間かかったとすると計6時間で完成したとします。追加料金なしで3,000円のイラストが6時間ほどかかると、時給はなんと500円。

なるべく早く完成させたいですが、1番は依頼主さんに喜んでもらう作品を作ること!絵師さんの多くは時間がかかってしまっても依頼主さんを思い作業しています。

イラストやアイコンなど依頼する際は描いて欲しいイメージを伝えて、修正があるときは確認のときに伝えることで、絵師さんもよりイメージが湧きやすく双方が納得いく作品になる可能性が高くなりますよ!

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