先日で頭部のパーツイラストと表情差分のパーツイラスト紹介をしました。今回は最後の解体紹介となっています。首から下の体のパーツイラストを解体紹介していきます。手を振るモーションのパーツイラストも合わせてお話していきます!
頭部編①は下記のリンクから見れます!ぜひ見てってください!
首から下の体の総パーツ数は96パーツ
今回のモデルは服装3種類用意しました。別の衣装に着替えたモデルをそれぞれ1体ずつVtube Studioへ出力する方法もありましたが、キーバインドで着替えれるように設定しています。
- 首周り
- 腕
- ばいばいモーション用腕
- 青衣装
- ワンピース衣装
- パーカー衣装
首周り
首周りのパーツは、首と肩までを1つまとめにしてみました。始めに用意した首周りのパーツは首をまっすぐにしたパーツと肩までの部分と分けていましたが、モデリングしていると違和感のある首の動きになったので、この形になりました。
首と肩までのパーツは1つにまとめてもそこまでモデリング作業を難しくしないという感想です。
鎖骨は体をXY軸へ向けたときに多少見え方が変わるので、別々のパーツで用意しました。鎖骨が見える衣装の方は、鎖骨のパーツを分けることをおすすめします。(モデリングの作業工程増えますが・・)
腕
腕は全部で8パーツで構成されています。今回のモデルでは体を上下にやや大きく揺らしたかったのもあり、腕は細かくパーツ分けしています。XY軸に体を向けたときに、若干左右の手の角度を変えたりしています。
上下に揺らすときも、肘から手にかけて動かす角度を変えるため、二の腕とは別にパーツを分けています。ただ、肘から手のパーツはほぼ体で隠れてしまうので、肘から手のパーツは1つにまとめてしまっても大きな問題はない可能性が高いです。
ばいばいモーション用腕
手を振るモーションを作りたかったので、先ほどの腕のパーツの他に「ばいばい用」のパーツイラストも用意しました。
この手を振るモーションの作成途中で、ピンクのワンピースの衣装の袖が、通常の形のままだと腕を左右に振ったときに肘関節に袖が埋もれてしまい、違和感のある仕上がりになったためワンピースの袖も追加で描きました。
また、腕を持ち上げるため袖の奥側の布も簡単ではありますが、用意しています。
着せている服の方によっては、追加でパーツを用意しないといけなくて、ちょっと大変でした。
青衣装
青色でまとめた衣装ですが、パーツ数は19パーツになっています。
襟、袖、腰のスカートは揺らしたかったので、別々にパーツを分けていますが、腰のスカートを物理演算で揺らす際手前の布と奥の布の境目に隙間ができてしまい、モデリングがやりづらかったです。
ショートブーツのかかとも別パーツにすることで、左右に足を少し動かしたときにかかとを見え隠れさせています。(配信中全く映りません笑)
女性のVモデルで胸を揺らしたいのでしたら、左右の胸のパーツに分けて、胴体と分離させた方が物理演算で揺らしたときに綺麗に見えます。
ワンピース衣装
ワンピースの衣装は合計28パーツになってます。
正直、ここまで細かくする必要なかったです。モデリングをしていると、襟と襟の下に隠れるリボンは1つのパーツにしてもよかったです。
あとからパーツを描き足す作業をなるべく少量にしたかったので、今回片っ端から分けれるパーツを分けましたが、実際モデリングをして出来上がると、靴の奥のひらひらも1つのパーツに分けることができたなと、思いました。
パーカー衣装
パーカー衣装のパーツ数は30パーツとなっていますが、これもモデリングしていると1パーツにまとめてもモデリングできた部分があり、総パーツ数を減らすことができたなと完成した後から思いました。
パーカーの襟と胸元の布は1つにまとめても問題なかったです。
足は他の衣装同様にY軸の上下に動かすと若干屈伸させるので、太もも・ひざ下でパーツを分けています。
配信では映らないですが、パーカー衣装の膝部分のふりるも揺れるようにしています!
【まとめ】全身モデルは1体で十分
今回キーバインドですぐ着替えれるように3種類も衣装を用意しましたが、とにかく作業量が多くなるので、一気に3種類も衣装を作るのは正直おすすめしません。
しかも全身モデルを作っても、配信で使う部分は腰上や胸上くらいからなので、作っている最中(全身モデルって最初のお披露目しかほぼ使わないよね?)と思いながら作ってました笑
初めて全身モデルを作ったので、まだわからない部分やこうしたいのに動かし方がわからないところも多くあります。もう少しいろいろ細かい装飾を施した、かっこよく美しい衣装をいつかはまた仕立てたいです!
今回「ここまでパーツ分けておいた方がいいかな?」とイメージしてパーツイラストを作成しましたが、モデリングしたときにここまで必要なかったということが多々ありました。
パーツ数が多くなる分Live2Dへの負担が大きくなるので、