まだまだ大流行中のVtuberの世界。現在では軽く100万人を超えるVtuberが活躍しています。
「私も僕もVtuberとして活動してみたい! 2DVtuberを作ってみたい!」・・でも作るには何が必要なのか、何か予め知識が必要なのか、お金はかかるのか。
今回は 2DVtuberモデルを作るために何が必要なのか、初心者でも簡単に作ることができるのかご紹介します!
2DVtuberモデルは初心者でも作れるのか?
答えは、かなり時間がかかるけど初心者でも作れないことはないです!なぜこんな曖昧な答えなのか、それは自身がどこまで作業するかによって難易度が変わるからです。
Vtuberモデルを作るために準備しないといけないことは大きく分けて3つです。
- パーツ分けしたイラストを作成する
- モデリングするためのパソコン
- パーツ分けしたイラストをモデリング(動かす)ためのソフト
1つずつ説明します。
①2DVtuberモデルを作るためのパーツ分けしたイラストを準備する
2D、要はイラストを動かすVtuberモデルを作る場合、必ず必要になるのはパーツ分けをしたイラストです。
2D Vtuberを作る際、線画と配色が1枚に統合されたイラストでは、ほぼ綺麗に動かすことはできません。(確実と言っていいくらいです。)それほどパーツ分けのイラスト作成作業は、綺麗にVtuberモデルを動かすために、最も念入りに準備する必要がある作業です。
では、このパーツ分けとは一体どういった内容なのか。例えば、頭部のパーツを作成する場合、用意する大まかなパーツは以下の内容です。
- 輪郭線
- 肌
- 左眉毛/右眉毛
- 左まつ毛/右まつ毛
- 左瞳/右瞳
- 左白目/右白目
- 鼻
- 上唇/下唇
- 口の中/歯
- 左耳/右耳
- 前髪
- 後ろ髪
大まかですが、基本的に必要となるイラストです。ですが、これだけでは全然足りないパーツ量です。実際モデリングという作業に入るとパーツが足りないことが多々あります。
上記の基本的なパーツはまだまだ序の口レベルです。例えば、ケモ耳を着けたい場合はその分のパーツが必要になります。
イヤリングを追加するにも、デザインや違和感なく揺らしたい場合はパーツ数が少し多くなります。
左右があるパーツに関しては、必ず「左・右」でパーツを分ける必要があります。これがちゃんと分かれていないと、モデリング作業に入った時、「え・・」って空気が凍てつきますw
以前使っていた旧バージョンのモデルの解説記事もありますので、ぜひチェックして下さい!
パーツ分けイラストを自身で作成できなくても、お金はかかりますが外注するのも1つの手です!
レイヤーを分けてイラスト作れれることが大前提
とても大事なことを補足しますが、 2DVtuberモデルをイラストから作りたい場合は、「レイヤー」をとにかく使います!
レイヤーがいまいちピンと来ない場合は、簡単ではありますが、下記の記事にレイヤーの説明していますので、ぜひ一度お読み下さい!
②モデリングにはパソコンが必ず必要
パーツイラストが完成し、そのパーツを動かすためには必ずモデリングソフトが必要になります。
そのモデリングソフトを使用するために、パソコンを用意する必要があります。また、対応OSもあるので、事前に確認しておきましょう。
CPUはCore i7くらいあれば、あまり誤作動なく快適に作業できるかと思います。また、メモリも多く使用するので、メモリ容量が多いパソコンがおすすめです。
パーツイラスト作成はスマホでも作れるのか?
現在ではスマホでもイラストを描くことができますが、パーツ分けの少ない動物系のVtuberモデルだと、そこまでスマホへの負荷が多くないかもしれませんが、スマホでパーツイラスト作成はあまり向いていないでしょう。
スマホで作れたとしても保存ファイル形式が「PSDファイル」で保存できないといけません。Live2Dで作る場合、イラストを読み込むファイルがPSDだからです。
タブレットもパーツイラスト、要はレイヤー数が多くなるとその分負担が大きくなり、作業途中でフリーズしたりと不具合が起こる可能性があります。
私は現在iPad Pro(第3世代)で、「ClipStudioPaint」(クリップスタジオペイント)を使用しています。
iPad Proでもレイヤー数が多くなると読み込み・保存に数秒時間がかかったり、レイヤーの切り替わりのテンポが遅くなったりします。
③パーツ分けしたイラストをモデリング(動かす)ためのソフト
私は「Live 2D」というソフトを購入して使用しています。このLive 2Dソフトは、パソコンでしか使うことができません。
このLive2Dはお試し無料期間があります。お試し期間中はできることが制限されてしまいますが、自身が用意したパーツがどのように設定してどのように動くのか見ることができるので、購入する前にお試しで触ってみましょう。
怖がらせるつもりは全くありませんが、Vtuberモデルを作りたくてイラストは作れたけど、モデリング作業で詰んだ、という話も多々見かけます。
ですが、独学でVtuberモデルを作りきるには、兎にも角にも何度も繰り返し作ってみる!しかありません。私も未だに理解しきれそうで、やっぱりよくわからないモデリング作業では多くありますが、作りきれてます!
慣れない内は本当に意図しない方向へパーツが動いたり、パーツが消えたりなどなどトラブルが大量発生しますw
でも、早く完成させたい気持ちが先走ると突然詰むことがあるので、モデリング作業は気持ちに余裕を持って取り掛かることをお勧めします。(無料期間内に完成させたい場合は余裕はないかもですが。)
ちなみLive 2Dは月額と年額支払いと選択ができます。年額で支払った方が月割がお得になりますよ!
【まとめ】作業量多いですが、やりきれないことはない!
とにかくVtuberモデルを完成させるための作業量はかなり多いです!
モデリング作業に入ると顔の向きでパーツを変形させていきますが、パーツの動きと顔のバランスを考えての作業は、初めてだと自分が思い描く表情にするのがとても難しいです。
ですが、何度も言いますが作り切れないことはないです!私は全くの無知から作り始めて、現在4体目のモデルを作成開始しています。
2022年4月現在、まもなくパーツ分けのイラストが完成しそうですw 今回は髪型3種類・服3種類・動物耳・ツノ・数種類の表情差分等用意しています。今の私が持てる力を注いでいますw
新Vtuberモデルが完成しましたら、私なりの解釈と言葉で画像を交えて解説していきます!
Live2Dは自分の絵をそのまま動かすことができるのが最大の魅力!
ぜひどんな内容なのかチェックしてみて下さい!