2021年の6月からYouTubeのライブ配信に新しく「チャンネル登録1分以上している視聴者のみチャットができるようになる機能」がお試しで導入開始されました。
私も6月29日に新しいチャット機能が使えるようになりました。早い方は6月の中旬から使えていたようです。今回はこの新機能の設定方法をご紹介します。
チャンネル登録者数関係なくランダムでチャットの新機能が突然使えるようになる
Google側でランダムに選ばれたユーザーから、新しいチャット機能を使うことができます。チャンネル登録者数が多い方から順番にと思っていましたが、チャンネル登録者数多い少ない関係ないようです。
早い方で6月の中旬頃に使えている方を見かけていました。私も”まだかなぁ”と思いながら配信していましたが、先日ようやく設定できるようになって嬉しかったです!
新しいチャット機能の特徴
これまでチャンネル登録をしていなくても気軽にライブ配信にコメントできました。視聴者にとっては気楽にコメントできるのでチャンネル登録しないで退室される方がほとんどかと思います。
ですが配信者はできるだけチャンネル登録してもらいたいのが本心です。
YouTubeの新しいチャット機能はチャンネル登録を最低でも1分以上してくれた方がチャットできるようになります。視聴者からすると1分待たないといけないのはもどかしいかもしれません。ですが配信者側はこの人はチャンネル登録してくれた人なんだと、一目でわかるようになります。
この新しいチャット機能の良い点の1つは、配信者側はチャンネル登録してくれた視聴者なんだとすぐわかることです。
例えばゲームのライブ配信をメインとしているチャンネルは、よく視聴者も参加できる参加型配信をされている方が多いです。その際参加条件までではなくても、”参加するときはチャンネル登録を”とお願いしている方が多いです。私も条件まで言わないですが、参加の際は登録して欲しい内の1人です。
参加したい場合はチャットする必要があるので、新しいチャット機能はチャンネル登録を必ずしないとまずチャットできないので、自然とチャンネル登録への流れになります。
もう1点は視聴者側はわざわざチャンネル登録しないといけないステップを踏まないといけないので、荒らしコメント対策に繋がります。
あくまで対策なので確実に荒らされない保証はないですが、不快なチャットが来ても(この人チャンネル登録してくれてるんだよね・・)と思うと冷静な対応がしやすいかと思います。
新しいチャット機能を使えるのか確認・設定方法
自分のチャンネルが新しいチャット機能が使えるのか確認するために、ライブ配信から「編集」をクリックします。
ちなみにライブ配信”非公開”でも新しいチャット機能が使えるか確認することが可能です。
編集すると「設定を編集」という別ウィンドウが表示されます。その中の「チャット」選択すると、赤枠内が新しく追加された設定項目となっています。
- 全員・・チャンネル登録していない方もチャットができる
- チャンネル登録者・・チャンネル登録しないとチャットができない
- メンバー・・メンバーシップに加入している方のみチャットができる
参加者モードの中から「チャンネル登録者」を選択します。選択すると下の画像のように「最小限必要なチャンネル登録期間」という設定項目が表示され、デフォルトの設定では5分となっています。
最小限必要なチャンネル登録期間は、「1分」「5分」「10分」「20分」「カスタム」の5種類から選べます。
設定が完了したら右下の「保存」をクリックすると設定が完了します。
「こんにちは」とか挨拶したいのに5分以上待たされるのは長いかなー。5分以上待たされるなら他の配信へ流れてしまいそうですね。
新しいチャット機能は毎回設定する必要がある
この新しいチャット機能は1度設定したらずっと反映されるのかと思いますが、毎回ライブ配信をするさい設定する必要があります。
ちょっと手間ではありますが、配信を続けるモチベーションへと繋がるチャンネル登録者をチャット欄で目に見える形で把握することができる新機能は、まだ全ての配信者が使える機能ではないですが好評の声が多い機能です。
2021年追記:新機能を使ってみた感想
YouTubeの新機能を使ってみて、確かにチャンネル登録しないとコメントできないのは、配信者側はコメントしてくれたリスナーさんがチャンネルを登録してくれているのは一目でわかるのは嬉しいことです。
ですが、ゲーム配信で他のチャンネルの方とコラボする際、モデレーターやその方のリスナーさんが挨拶に来てくれることが多いですが、その際いちいち登録してもらって1分以上待たないとコメントできないのは、この新機能のデメリットの1つかもしれません。
この機能は大型コラボ配信には向いてない機能かもしれませんね。コラボ中、モデレーターさんやリスナーさんが挨拶回りに来てくれても、すぐに反応してあげられなかったです。